雨の湿原 ハイキング

貸切の湿原 誰もいない山頂には、たくさんの高山植物が私たちを迎えてくれた・・・
ワタスゲ君はしんなりしてましたが・・・
天気予報は、雨 しかも冷たく湿った空気が入り込んでくるとの予報
登山は無理だな?
と?
思うのが凡人
しかし、登山は晴れた日しか行かないといっても、天気によっては急変するのが特に最近の二本列島の特徴です。
ならあえて
雨の登山を楽しみ、事前予行練習という考えで登ってみた・・・
雨の登山を楽しむことにした・・・
まずは帝釈山 道は事前に調べてありかなり整備されているので早速スタート
嫌な思いは、登山口に着くまでと、レインウェアーを着るまで・・・
歩き始めてしまえば濡れるわけでもないのと涼しいので意外に快適?
さてスタート
小さな白い花を身につけるオサバ草
オバサンクッサ~と覚えてしまった?
尾瀬の地域で群生していて、期間限定の貴重な花です。なかなかお目にかかれない
この子に誘われるように山頂目指していくと・・・
2000mを超えて山頂へ
もちろん雲の中です。

雲の上までとはいきませんでしたが、神秘的な雲が次方次へと湧き上がっていく

その雲の切れ間を縫うように田代湿原を目指す・・・
道はドロドロでベチャベチャ ですが・・・
シャクナゲは水も滴るいい女って感じですね。
靄の中にいる幻想的な感覚と明るい緑の葉が私たちを囲むよう感覚?
カッコー やホーホケキョ など鳥のさえずりもすぐそばで聞こえてくる

この時期でも残雪
道に迷わないように気をつけます。

湿原の入り口・・・
昨年那須高原で好きになったイワカガミ やっぱり過酷な自然の中で誰の手も借りずに咲いています。
ヒメシャクナゲも小さくって可愛い
木道を進むにつれて花々いっぱい
山頂がこんなに広く平らな山は初めて!
尾瀬もいいけど、こっちも良いですよ
あたり一面チングルマの群生
雨でなければ大賑わいの田代湿原もさすがに1グループのみにお会いしただけ・・・
霧の向こうに会津の山々が見えるのを想像して帰路に着きました・・・

12時前に下山すればオザババッチをプレゼント観光協会も頑張ってますね~

次回は帽子に付けて登山してみようっと、行ったことある人とどこかの山頂で話がはずむかもしれないですね
PS
雨の登山で経験できたものは、次回の夕立などの時には参考になる。
手袋は、濡れてしまうので雨用併用がいい
下着はレインウェアーで蒸れてしまうので予備のインナーを何枚か欲しいし、タオルもあるともっと助かる。
一度休憩すると体温が一気に奪われて低体温症が一番怖い。
ガスバーナーと水、出来ればコーヒー・スープ・味噌汁など体が温まる物を真夏の山でも常備したいですね。
避難小屋で休憩しましたが思った以上に体が冷え込みます・・・
猛暑日の都会から山に向かうと、忘れてしまいがちな防寒具を・・・